精密機器特許資産規模、トップ3はキヤノン・リコー・大日本印刷

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(株)パテント・リザルト(東京都文京区本郷)は、「精密機器業界」の特許を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「精密機器業界 特許資産規模ランキング2023」を発表。集計の結果、1位がキヤノン、2位がリコー、3位が大日本印刷となっている。
同ランキングは、1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計したもの。注目度の高い特許としては、1位のキヤノンが「アクセスポイント及び局を備えるワイヤレスネットワークにおける、ワイヤレス通信の改善技術」や「現像ユニットが着脱可能に構成されたカートリッジ及び画像形成装置」、2位のリコーが「複数の電源から複数の熱源を点灯制御する際、安定した点灯制御が実現可能となる加熱制御装置」や「室内光および屋外光両光源/照度において、高い発電力を示す光電変換素子」、3位の大日本印刷が「高温多湿の過酷な環境下で長期使用にも耐えうる耐候性を備えるポリエチレン系の封止材シート」や「有機EL表示装置などに用いられる蒸着マスクの製造に適した金属板」などとなっている。
詳細は、ランキングデータ「精密機器 特許資産規模ランキング2023」(価格5万円(税抜))で見ることができる。