富士フイルム、幅広い事業分野の40製品が「グッドデザイン賞」
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富士フイルムホールディングス(株)(後藤禎一社長)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2023年度グッドデザイン賞において、グループ会社の幅広い事業分野の40製品が「グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。なかでも、富士フイルム(株)の受賞数は、全受賞企業中、最も多い34製品で、最多受賞は5年連続となる。また、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100 II」と「構造色インクジェット技術」が「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた。
構造色インクジェット技術は、特定の光波長を反射する微細構造をインクジェットで形成することで、色素がなくとも発色する「構造色」を発現させる技術。モルフォ蝶やタマムシのような構造色の色彩や、自然界に無い構造色のパターンもインクジェット印刷で自在に描画できる。
そのほか印刷関係では、軟包装用水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」、「メタリックインクジェット技術」、プロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」、印刷工程管理ソフトウェア「Revoria One Production Cockpit」などが選ばれている。