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共立アイコム、世界最速の「Rapida106X」で電力消費30%削減へ

共立アイコム・小林武治社長(中央)、取締役製造統括の大石修氏(右)とKoenig&Bauer JP・阿部野耕一氏

 (株)共立アイコム(本社/静岡県藤枝市高柳1-17-23、小林武治社長)は、「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金(A)先進事業」(以下「省エネ補助金」)を活用して、毎時2万枚の印刷スピードを達成した世界最速のKoenig&Bauer社製菊全判枚葉両面8色オフセット印刷機「Rapida106X」を導入。菊全8色機、同4色機、B3輪転機2台の計4台を廃棄し、新たに印刷機1台を導入することで生産能力を維持しつつも「電力消費量を30%削減する」という採択条件の枠組みの中で、SDGsの視点に立った新たな企業文化の醸成に乗り出している。
 Rapida106Xは、省エネ補助金の対象として採択された唯一の印刷機。これを活用した条件達成において、同社は「準備時間の短縮」と「高速運転」に注目。同社の試算によれば、準備時間を従来の1/3にあたる10分以内、加えて常に毎時1万5,000枚以上で印刷機を稼働させれば、印刷機の入れ替えによる「電力消費量30%以上削減」を達成できるとしている。現在、廃棄した印刷機2.5台〜3台分の生産能力をRapida106Xがカバーしているという。

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