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モリサワ、フォントサービスが「佐藤敬之輔賞」企業団体部門受賞

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、フォント製品「MORISAWA PASSPORT」やその後継サービス「Morisawa Fonts」の功績が認められ、NPO法人日本タイポグラフィ協会による第22回佐藤敬之輔賞(企業団体部門)を受賞した。
 佐藤敬之輔賞は、タイポグラフィに関する革新的な提言、研究発表、デザイン教育などで活躍した佐藤敬之輔氏を賞名とし設置された賞で、タイポグラフィの分野で活動する個人・団体に贈られるもの。MORISAWA PASSPORTは、2005年に提供を開始したフォントのサブスクリプションサービスで、多様なフォントが定額で使い放題になることで、異なる会社同士での制作データの伝達を容易にし、新しいフォントロイヤリティのモデルケースを示した。また、教育現場に向けた「アカデミック版」や、文字組版の特別出張授業、FONT SWITCH PROJECTにおける交流・情報発信など、デザインの未来を担う若い世代への文字教育活動が評価された。
 MORISAWA PASSPORTは、後継サービス「Morisawa Fonts」へと段階的に役割を引き継ぎ、2028年度までに終了を迎える予定。

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