リンテック、シール・ラベル用粘着紙などを対象に価格改定実施
リンテックは、主力のシール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの全アイテムを対象に、8月1日出荷分から販売価格の改定を実施する。
同社では、原燃料価格の高騰や運賃値上げによる物流コストなどの上昇を受けて、昨年10月1日からシール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの価格改定を実施。しかし、昨今の世界情勢を背景とした各種原燃料価格の高騰や電力、物流経費の上昇、加えて各国の急速な経済回復に伴う需要の増加によって、原材料の調達や物流コンテナの確保といった面でも厳しさが増してきており、同社では、引き続き原価低減への取り組みを強化していくが、すでに自助努力の限界を超えていることから、さらなるコスト上昇分の吸収は困難との判断し、シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの全アイテムを対象に再度の価格改定を実施することとなった。
対象製品はシール・ラベル用粘着紙・粘着フィルム全アイテムで値上げ率は、粘着紙が15%以上、粘着フィルムが15%以上。実施日は、2022年8月1日出荷分より。