（株）一心社（大阪市天王寺区、浦久保康裕社長）は、本社社屋に隣接する別館において、福祉事業領域として支援が必要な18歳以上の人に学習機会と雇用創出（就労支援）を行う「TECTECスクール天王寺校」を開校した。
　スクールではゲーム、オンラインコンテンツ、DTPデザイン、eスポーツなどテクノロジーとエンターテインメントの融合を図ることをコンセプトに多様な授業を構成し、Z世代の若者たちが憧れるクリエイティブやメディア業界をめざす最初の第一歩を設けて学びを支援する。
　スクールの運営は児童発達支援、放課後等デイサービス、就労継続支援B型などを運営する（株）シーアイ・パートナーズ、エデュテイメントとDXで子どもたちの夢と自信を育てるキッズプロジェクトなど、多様なパートナー企業とのコラボレーションによって、これまでにない教育サービスを提供していく。
　校長をつとめる浦久保社長は、「発達に様々な特性をもつ子供たちの『なりたいをかなえる』をサポートする。この趣旨に賛同していただいた現役デジタルクリエーターやプロデューサーを講師に迎え、2年間で今の社会で必要とされる実践スキルを身に付けてもらう。学校長として子供たちの学びのサポートを行い、ともに育ちたい。また、地域の方々ともおもしろい取り組みができればと考えている」としている。