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サンメッセ、スピードマスターXL106を2台同時導入

起動スイッチを押す田中社長
スピードマスターXL106-8-P

 サンメッセ(株)(本社/岐阜県大垣市、田中尚一郎社長)は、このほどハイデルベルグ社製のスピードマスターXL106-8-PとスピードマスターXL106-4-Pの最新鋭印刷機2機種を本社工場に導入。3月14日には、関係者らが出席のもと起動式が執り行われた。
 冒頭、挨拶した田中社長は「今回は、単なる設備投資ではない。印刷機4台28胴を撤去し、2台12胴でその生産を行っていくという、これまでの当社の常識を遥かに超えるもの。しかし、今回の印刷機導入に対するハイデルベルグ・ジャパンからの提案は、共に『サンメッセDX』を進めていこうというものであった。この言葉に感銘を受け、2台同時導入を決断した」と今回の導入経緯について説明した上で「今後は、2台のXL106をフル活用し、営業改革、プリプレス改革、プレス改革、ポストプレス改革を推し進め、『サンメッセDX』を実現させていきたい」と述べた。
 今回、導入した2台のXL106には、プリネクトインプレスコントロール3やインテリスタート3、オートプレートXL3など、ハイデルベルグが提唱する自動化運転コンセプト「Push to Stop」を実現する機能が搭載されている。
 また、導入機2台は、製造工程で排出されるCO2を正確に算定し、その排出量を金額に換算して環境NGO団体に寄付する「Sodoプロジェクト」に合致したCO2ニュートラルマシンとなっている。

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