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ゴードー、RMGT10の薄厚兼用印刷機で新市場創出に挑戦

RMGT 1020LX-6+CC+LED-UV
菊池課長(左)と橘専務

 (株)ゴードー(本社/埼玉県川越市、橘健夫社長)は昨年12月、同社・本社工場にリョービMHIグラフィックテクノロジー製の菊全判ワイド対応印刷機「RMGT 1020LX-6+CC+LED-UV」(薄厚兼用印刷機)を導入し、稼働を開始した。3月9日には、橘東吾専務取締役・本社工場長と製造部の菊池由修課長の出席のもと導入会見が行われた。
 ゴードーは、紙器・パッケージなどの印刷から加工までを強みとするトータルパッケージクリエーターとして展開する印刷会社。その同社では、コロナ禍以前より、差別化戦略として新たな事業領域への進出を模索していた。
 会見の席上、橘専務は「従来ビジネスである板紙印刷を継続し、かつ既設の後加工設備を活用できる新たなビジネス領域としてダンボール、具体的にはG段への印刷に取り組むことを決断した。機種選定については、厚紙印刷とLED-UVの導入・稼働実績を評価しRMGTを選択した」と今回の導入理由について説明した。
 導入からまだ間もないが菊池課長は、「印刷立ち上げ時間が大幅に短縮できたことから、作業性と生産性が飛躍的に向上している。さらにオペレータの作業負荷の低減にも大きく貢献している」と導入機を高く評価している。
 同社では、オフセット機でG段にダイレクト印刷を手がける印刷会社が少ないことから、今回の導入機を活用して新たなパッケージ市場を開拓していく方針。

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