ウエマツ、6台目のスピードマスターXL106が戸田工場で稼働開始
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(株)ウエマツ(福田浩志社長)は昨年12月、同社・戸田工場(埼玉県戸田市)に「スピードマスターXL106-4-P 2020ジェネレーション」を導入。2月28日には、ハイデルベルグ・ジャパン(株)(ヨルグ・バウアー社長)の協力のもと、戸田工場において導入記者発表会を開催した。
スピードマスターXL106 2020ジェネレーションは、高度に自動化されたハイデルベルグ枚葉印刷機のフラッグシップモデル。導入機には、インプレスコントロールをはじめハイカラーマルチドライブなど完全自動化コンセプト「Push to Stop」を実現する多彩な機能を装備。さらに同機には、機械稼働中でも使用していないユニットの色替えが可能な新機能を搭載している。
会見の席上、福田社長は、「近年では、1色/1色や2色/2色といった仕事の依頼が増えている。これらの印刷は、特色を使用する場合が多く、そのため色替えに手間と時間がかかっていた。今回導入したXL106では、稼働中に、次の特色の準備ができるので、より効率化した生産が可能となる」と同機の機能について説明した上で、今後は特色を使用した1色/1色や2色/2色の市場にも進出していく考えを明らかにした。
なお、ウエマツは2017年のXL106初導入以来、グループ全体で6台目のXL106導入となる。