日本HP、「第二の創業」を掲げ積極果敢に事業を展開
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(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は1月20日、報道関係者向けに「日本HP 事業説明会」をオンラインで開催し、事業戦略や各事業の取り組み、今後の展開などについて説明した。
冒頭、挨拶した岡戸社長は、まず昨年11月に新社長に就任したことを報告。その上で岡戸社長は、「2022年も先行きが不透明なスタートとなったが、このような時だからこそ、大胆な施策を打ち出し、リスクをとって果敢にチャレンジしていきたい。そのためにも私は、日本HPの社長として『第二の創業』との思いで新しい日本HPを創り上げていきたい」との方針を明らにした。
このあと2021年のHPの業績について報告。それによると2021年の売上はワールドワイドで約7.3兆円、対前年比で12.1%の成長、営業利益は約6,600億円、対前年比で約42%と高い成長を遂げている。
次に岡戸社長は、国内における事業展開について説明。その中でデジタルプレス事業については、昨年から掲げている「顧客起点の印刷DXによる成長」と「印刷の付加価値向上」を継続して推進していく。「顧客起点の印刷DXによる成長」では、印刷DXによるアナログからデジタル化を促進していく。また、「印刷の付加価値向上」については、印刷物を通した体験価値の向上と持続可能社会への貢献に注力していく。