コニカミノルタ、キンコーズの「MPM-ECO配送」を評価
コニカミノルタ(株)(⼭名昌衛社長)は、グループ会社のひとつであるキンコーズ・ジャパン(株)(渡辺浩基社長)の新サービス「オンデマンドMPM(エムピーエム) ECO配送サービス」(以下、MPM-ECO配送)を「サステナブルソリューション」に認定した。
キンコーズの「オンデマンドMPMサービス」は、パンフレットやPOPなど多数の販促物の発注フローや在庫情報を、クラウド上で⼀括管理できるシステム。同サービスを利⽤している顧客の多くは、全国各地に⽀店やチェーン店を保有しているが、MPM-ECO配送ではキンコーズの店舗ネットワークを活⽤して地⽅ごとに印刷拠点を確保し、これらの⽀店やチェーン店への個別配送の距離短縮を行うもの。当初は、北海道、東京、名古屋、⼤阪、広島、福岡を拠点としてサービス開始。これにより、従来の配送と⽐較して納品までの時間を短縮するとともに、CO2排出量を66.7%削減することができる。
コニカミノルタは、2011年より導⼊している環境配慮型製品の創出を促進する独⾃の仕組み「グリーンプロダクツ認定制度」の対象に「ソリューション」を加えるとともに、環境だけでなく社会課題解決にもつながる製品やサービスを広く認定するため、2020年度に「サステナブルソリューション認定制度」を新設。今回、同制度新設以降で、グループ会社のソリューションが認定を受けるのはECO配送が初めてとなる。