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錦明印刷、「スピードマスターCX104」国内1号機が稼働開始

バウアー社長(左)から塚田社長にCO2 neutralの認証書が贈呈された
見学会ではスピードマスターCX104によるデモも披露された

 錦明印刷(株)(塚田司郎社長)は、新たな生産設備としてハイデルベルグ社製の菊全寸のび判4色印刷機「スピードマスターCX104」の国内第1号機を同社・富士見事業部(埼玉県鶴ヶ島市)に導入。12月8日には、報道関係者向けに見学会を開催した。
 冒頭、挨拶した塚田社長は、「Push to Stopコンセプトによる自動化技術を活用することで4色機でも8色機同等のパフォーマンスを発揮できると確信し、導入を決断した」と老朽化した8色機との入れ替え設置であることを明らかにした上で「導入から間もないが、最初から最高速度16,500回転を維持するとともにインキキーなどの操作を一切しないことを前提に稼働を行っている」と、現時点の稼働状況について説明した。
 同社が導入した「スピードマスターCX104」は、パッケージ印刷から商業印刷およびラベル印刷、また、薄紙から厚紙までに対応できる優れた汎用性を兼ね備え、さらにハイデルベルグの最新テクノロジー「Push to Stop」機能も利用することができる。
 なお、今回の導入機は、環境負荷低減に寄与する印刷機として「CO2 neutral認証」を取得しており、当日はハイデルベルグ・ジャパンのヨルグ・バウアー社長から塚田社長に認証書が贈呈された。

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