（株）コニカミノルタは、11月8日よりコニカミノルタサプライズ辰野工場において、トナー生産を再開したことを発表した。
　コニカミノルタでは、辰野工場における安全対策について専門家および社内有識者によるリスクアセスメントの結果より、再開に問題がないことを確認。また、辰野工場の近隣住民には、事前に再開の連絡を行った上で、11月8日より新生産工程にて予定通りトナー生産を再開した。
　これにより10月に生産を再開した甲府工場に続き、辰野工場でも生産が再開。コニカミノルタでは、品質確認終了次第、順次出荷を開始し、早期に顧客へのトナー供給を安定的に行える状態としていく。また、二度とトナー切れを起こさないために、新生産プロセスによる安全稼働を徹底するとともに、BCP（事業継続計画）の観点から、自社生産だけに依存しない生産体制を確保し、従来の在庫水準よりも引き上げを行っていく。