CCG HONANDO、バイオマス燃料でカーボンニュートラル印刷工場へ
(株)CCG HONANDO(本社/大阪市中央区、工藤裕介社長)は、8月から印刷物製造における調達エネルギーを100%再生可能エネルギーのバイオマス燃料にシフトし、カーボンニュートラルを実現する印刷工場として稼働を開始した。
同社は、エコアクション21に基づく二酸化炭素排出量の削減、海洋問題解決のための脱プラ製品の開発・製造、水なし印刷による廃棄物排出量や水使用量の削減、FSC認証紙などのサステナブルな紙の使用を積極的に行ってきた。
同社が使用するエネルギーは、再生可能エネルギーの中で動植物から生まれた植物由来の「バイオマス燃料」。燃焼時に二酸化炭素を排出するが、原料となる植物が成長過程で光合成することによって二酸化炭素を吸収しているため、実質の増加に繋がらないという考えである。
これまでのSDGsの取り組みに加え、カーボンニュートラルを実現したことで、顧客により環境に配慮した製品を提供していく考え。