インキメーカー、相次いでオフセット印刷インキの値上げを発表
8月に入ってインキメーカー各社から相次いでオフセットインキの値上げが発表されている。
各社とも「主原料である顔料、樹脂などの価格高騰」「容器などの副資材や物流費の上昇」「パンデミックの影響による需要減少」などを理由とし、価格改定によって「製品の安定供給と品質の維持につとめる」としている。
DICグラフィックスは10月18日出荷分から、商業オフ輪インキと油性枚葉インキを50〜100円/kg、UVインキを100〜150円/kg、新聞インキを30〜100円/kg値上げする。
東洋インキは9月1日出荷分から、オフ輪インキと枚葉インキを50〜100円/kg、新聞インキを30〜100円/kg値上げする。
サカタインクスは10月1日出荷分から、オフ輪インキと枚葉インキを50〜120円/kg、UVインキを100〜170円/kg、新聞インキを40〜100円/kg値上げする。