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大東化工、「ダイトー謄写技術資料館」をリニューアルオープン

展示内容を再編集
食堂を改装して昭和の小学校教室をイメージした新展示ブースを設置

 大東化工(株)(本社/岐阜県岐阜市、神山公一社長)は、展示施設である「謄写技術資料館」開館20周年を記念して、2021年7月27日にリニューアルオープンした。
 同社は、創業から80年以上にわたり謄写版の版となる原紙を製造するメーカーとして謄写印刷技術に携わってきた。「謄写技術資料館」は、同社が歩んできた道程を振り返ることで、未来に向けての指針を、より明確なものとするシンボルとして2000年に開設。歴代の謄写版やタイプライターなど、同社が関わってきた情報機器や道具、印刷物を展示するとともに、様々な分野の人々が集い、交流できるスペースとして活用されている。
 今回のリニューアルでは、「ダイトー謄写技術資料館」として館内を「謄写印刷のしくみ」「謄写印刷から軽印刷の歴史」「大東化工のあゆみ」コーナーに展示内容を再編集するとともに、謄写技術を象徴するシンボル展示を新たに設置。また、展示されている「和文タイプライター」は、実際に機器を操作して打刻印字される様子を見学できる。
 さらに、同社が平成時代まで使用していた食堂を改装し、昭和の小学校教室をイメージした新展示ブースも設置。今後は、このブースを利用して謄写印刷や和紙加工に関連する企画展示やワークショップも開催する予定。
 なお、同施設の見学は無料だが、事前予約が必要(058-239-1333)。
【ダイトー謄写技術資料館】岐阜県岐阜市折立364-1(大東化工 本社内)

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