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イナミツ印刷と小林断截、経営改善と技術交流を目的に業務提携

小林断截・小林社長(左)とイナミツ印刷・稲満社長

 (株)イナミツ印刷(東京都品川区、稲満信祐社長)と(株)小林断截(東京都墨田区、小林宏慈社長)は、このほど業務提携契約を締結することで合意。6月23日には、小林断截本社において記者会見を開き、今回の業務提携の目的などを発表した。
 今回の業務提携でイナミツ印刷は、リアルタイム採算管理システム「イナミツシステム(販売名=aGaru SYSTEM)」を小林断截に提供し、作業案件ごとのリアルタイム損益(作業時間から計算された営業原価)データをベースに案件ごとの損益分析を⾏い、現場作業性の評価・社内改善活動への誘導、営業戦略の⽴案を⾏う体制を提供していく。また、社員成果の数値化による⼈事制度からワークフローの整備、スタッフ部⾨のワークスキルの共有化など、イナミツ印刷がリアルタイム損益ベースで⾏っているノウハウを⼩林断截に移築する。
 ⼩林断截は、断裁・⽳あけ・天糊技術をベースに、デザイン会社などの顧客要望に多⾓的視点で仕様を提案し、課題解決する技術、さらに数々のステーショナリー展⽰会に出品している商品開発ノウハウをデジタル技術によって属⼈化を排除した形で受け継いでいく。加えて⼩林断截は、イナミツ印刷の経営改善ノウハウをシステム活用してDX化の構築や⾒える化、経営の近代化を図っていく。

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