富士フイルム、グラフィック事業で新組織設立-新規ビジネス加速へ
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富士フイルムホールディングス(株)(助野健児社長)は、ヘルスケア、イメージング、グラフィックそれぞれの事業領域において、さらなるシナジーと新規ビジネス創出を加速させるために新組織を設立すると発表した。
グラフィック事業においては、富士フイルムグループ内でのシナジー創出を加速し、印刷業界へさらなる価値をグローバルに提供していくため、今年7月1日付(予定)で、富士フイルムの「グラフィックシステム事業部」と富士ゼロックス(2021年4月1日から社名を富士フイルムビジネスイノベーションに変更:以下「富士フイルムビジネスイノベーション」)の「グラフィックコミュニケーションサービス事業本部」を統合し、「グラフィックコミュニケーション事業部」を設立する。
商業印刷・パッケージ印刷を中心に広範な顧客基盤を有する富士フイルムのグラフィックシステム事業と、デジタル印刷技術に強みを持つ富士フイルムビジネスイノベーションのプロダクション事業の販売力、技術・製品力を組み合わせ、アナログからデジタルまでワンストップのソリューションを展開し、業界のデジタル化を牽引していく考え。