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エプソン、2023年に全拠点の消費電力を再生可能エネルギー化

建屋の屋上を活用した太陽光発電システム(タイの製造拠点)

 セイコーエプソン(株)(以下、エプソン)は、全世界のエプソングループ拠点において使用する電力を、2023年には100%再生可能エネルギーとすることを決定した。
 環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まる中、エプソンは、環境経営における長期指針「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け事業活動を展開。パリ協定が定めた脱炭素の目標達成に向けた、エプソンの2025年のSBT達成シナリオの中でも、再生可能エネルギーの活用を重要なテーマとして位置づけ、エプソンとしての中長期での利用拡大を計画、実施してきた。気候変動対策を企業リスクの一つとして捉え、グローバルにビジネスを展開する中でより大きな役割を果たすため、環境の先進企業として達成時期を大きく前倒しした今回の方針策定に至った。
 なお、2023年の全拠点の再生可能エネルギーへの切り替えにより、現在年間およそ36万トンある電力起因のCO2がゼロになる見込み。

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