富士ゼロックス、環境に配慮した印刷物制作を支援する活動開始
富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)は、ユーザーである印刷会社向けに同社が保有する「グリーン電力証書」を活用する取り組みを開始した。
「グリーン電力証書」とは、風力や太陽光など再生可能エネルギーによるグリーン電力をCO2排出抑制といった「環境付加価値」を持った電力として位置づけ、その「環境付加価値」を第三者認証を得て、証書という形で取引する仕組み。「グリーン電力証書」を購入・使用することで、グリーン電力を使用しているとみなされる。
今回、開始した取り組みでは、対象のプロダクションプリンターを新たに導入し、同証書活用を要望するユーザーについては、機器導入後2年間、出力する印刷物に「Green Power」マークを印字して環境負荷低減への配慮を示すことが可能となる。対象機種は、「Iridesse Production Press」および「Versant 3100i Press」。
同社は、この取り組みを通じて、印刷物の発注者である企業や自治体に対する提案の幅を拡げ、環境負荷低減に取り組む印刷会社を支援していく。