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ミマキ、新中長期成長戦略策定 - 2025年度に営業利益率10%へ

2日開催の「Mimaki V10」オンライン説明会で成長戦略を語る池田社長

 (株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、2020〜2025年度にかけて同社が取り組む新たな中長期成長戦略「Mimaki V10」を策定した。
 同社グループは、2016年度に策定した中長期ビジョン「M1000」において、向こう4〜8年後に売上高1,000億円の達成を目指して戦略及び経営基盤を強化してきたが、2019年度第4四半期から顕在化した新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう世界的な景気低迷の影響と市場ニーズや顧客の志向変化を踏まえ、with/afterコロナの時代を見据えた根本的な見直しが必要と判断。2025年度をゴールとした新中長期成長戦略を策定した。
 同計画では、前工程・プリント/カット/コート・後工程の一貫システムによるソリューション提供で、「産業印刷のデジタル・オンデマンド化をけん引する」という基本方針を打ち出すとともに、2025年度の営業利益率10%、経常利益率8%を達成する目標が示され、インクの品質改善をはじめ、中国市場の強化、Eコマースによる新たなビジネスモデルの構築、新規市場・新規アプリケーションの開拓などを施策に挙げている。

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