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コダック、千修岩井印刷でSONORA Plate Green Leaf Award授賞式

コダック・藤原社長(右)から記念の楯を受け取る千修岩井印刷・岩井社長

 コダックジャパン(藤原浩社長)は11月4日、「2019年度 KODAK SONORA Plate Green Leaf Award」を受賞した千修岩井印刷(株)(埼玉県戸田市、岩井竜也社長)の授賞式を開催した。
 千修岩井印刷は、2016年から無処理化を目的にSONORAの運用テストを開始。採用条件としてH-UV印刷機で耐刷性5万枚以上の達成に向け、コダックおよび関連メーカーらの協力のもとテストを継続してきた。そして2019年8月に諸材料を見直して実施した最終テストにおいて見事に耐刷性5万枚を達成。これにより千修岩井印刷は、水なし版を除くすべての刷版でSONORAを採用している。
 授賞式の席上、挨拶した岩井社長は「製造業は日々、進化が求められている。今回のSONORA採用は、当社にとっての進化の第一歩となった。この流れが印刷業界全体の進化への第一歩になればと願っている」と、今後もSONORAを活用した環境配慮、効率化、コスト削減への取り組みをコダックの協力を得て継続していくことを明らかにした。
 今回で7回目となる同賞は、持続可能な印刷ソリューションを推進するコダックが、製品、サービス、運用において環境負荷軽減に取り組み、とくに優れた実績を挙げているユーザーを表彰するもの。今回、日本からは千修岩井印刷のほか、錦明印刷が選ばれている。

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