エプソン、社員3名による画像処理技術が日本画像学会「技術賞」
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セイコーエプソン(株)(以下、エプソン)の社員3名による、インクジェットプリンターの「位置ずれに対するロバスト性向上ハーフトーン技術の開発」が、このほど(一社)日本画像学会の「令和元年度 技術賞」を受賞した。
日本画像学会は、1958年(昭和33年)発足の、画像技術の進歩と発展への寄与を目的とする学会で、独創性に富み、優れた実用性が実証された画像処理技術および、その周辺技術に対し「技術賞」を贈り顕彰している。
今回、インクジェットプリンター印刷時、さまざまな要因で引き起こされるインクドット着弾位置の微妙なずれによる印刷品質の低下を同画像処理技術を用いることで複雑な調整をせずにソフトウエアのみで抑制することを可能にしたことが評価された。
【受賞者】
セイコーエプソン(株)ソフトウエア技術開発部 角谷繁明氏/山﨑郷志氏/宇都宮光平氏