佐川印刷、亀岡パッケージ工場が生産稼働を開始
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佐川印刷(株)(本社/京都府向日市、代表取締役会長CEO 木下宗昭氏)は、京都府亀岡市に亀岡パッケージ工場を竣工し、7月より生産稼働に入った。
亀岡パッケージ工場では、サック箱と呼ばれる一般的な組み立て式の紙箱に加えて、高級品などで採用される上下が別れている貼箱も生産できる。また、京都に多数ある老舗のニーズを捉えるべく箔押しも可能。
設備としては、エコUV6色印刷機+ニスコーター1台、打ち抜き機1台、箔押し機1台、トリミングマシン1台、貼り箱成型機2台、サックマシン1台、各種検査装置などの最新鋭の設備を導入。生産能力は一般的な組み立て箱で350万個/月、上下セットの貼箱で25万セット/月を見込んでいるが、今後、受注量の増加によっては追加で設備導入を行う。
また、用紙や各設備間での半製品の移動はAGV(自動搬送装置)によりオートメーション化を図っている。さらに各作業フロアの前室にエアーシャワーを完備し、工場内で一般区、準清浄区、清浄区の区分けをすることにより、食品関連包材についても対応可能な工場となっている。