エプソン、医療機関へフェイスシールドと医療用マスクを無償提供
セイコーエプソン(株)は、長野県に対して、新型コロナウイルス(COVID-19)の治療に当たる医療機関などで活用してもらうために、フェイスシールド5,600枚および医療用マスク10万枚を来週より順次、無償提供する。
今回は、新型コロナウイルスの感染予防のために、同社の国内外拠点向けに配布の準備を始めていたフェイスシールドについて、長野県内の医療関係者からのニーズの高まりを踏まえた上で、無償提供を決定した。
また、同社の乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」に使われているドライファイバーテクノロジーを応用し、機能繊維からマスクを製造していく。現在、実証実験を行っており、量産は長野県の神林事業所、諏訪南事業所で2020年5月末から開始する予定。このマスク製造により、社内確保の目途が立ったことから、同社ではBCP用に購入を予定していた医療用マスクを無償提供することとした。