富士ゼロックスとニューブック、新たなPOD出版サービスで協業
富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)と(株)ニューブック(本社/埼玉県入間郡三芳町、豊川竜也社長)は、ニューブックが運営するECプラットフォーム「BookStoreS.jp」において、コンテンツデータのセキュア環境での保管・利用に関して、新たな仕組みを構築することに合意した。
BookStoreS.jpとは、だれでも簡単に自分のPOD(プリントオンデマンド)書店を開設できるECプラットフォーム。コンテンツオーナーは印刷データを入稿すれば、プラットフォーム上でサイトの構築、販売、決済を用意でき、1冊から受注、印刷製本、発送を行える。
新たに構築される機能では、コンテンツオーナーがBookStoreS.jpに入稿するPOD出版用データは、富士ゼロックスが提供するクラウド型文書管理サービスに格納され、セキュアな環境で保持される。 BookStoreS.jpで提供されるECサイト上で注文が成立すると、富士ゼロックスが提供する印刷ワークフロー管理ソフトウエア「Production Cockpit 2.0」を通じてネットワークされた印刷会社の中から、当該商品の生産に必要となる設備を保有し、かつ、その時点で印刷・受注要件が合う印刷会社とマッチングを行い、印刷製本業務が発注される。
今後、両社は、同サービスへの参画を検討する印刷会社を交えて構築と検証を進め、同機能の2020年5月のリリースを目指している。