マーケティングオートメーションやEC、顧客データベースなどのデジタルリソースとデータ連携し、最短24時間での印刷・発送を実現するAPIプリントプラットフォーム「Print of Things」を展開する（株）グーフ（東京都品川区、岡本幸憲社長）はこのほど、プレシリーズA（1stラウンド）として、（株）ディノス・セシール（東京都中野区、石川順一社長）と（株）アスコン（広島県福山市、中原貴裕社長）を引受先とする第三者割当増資によって6,000万円の資金調達を完了した。今後、ディノス・セシールとは印刷メディアの最適化を目標に共同プロジェクトを立ち上げ、DMのみならずカタログや同梱広告などのパーソナライズ、適地生産モデルでの効果検証を加速させる考え。
　グーフは、今回の資金調達によりPrint of Thingsのさらなる操作性向上、APIの開発、カスタマーサポート体制の強化を実施するとともに、MAツール提供会社との提携を拡大・加速させていく。
　また、印刷機器と連携するモジュールも強化。各印刷機器（工場）との⾃動連携とグリッドライン化を加速させ、よりリーズナブルな価格とエリアカバレッジで印刷メディアの新たな価値創造を目指す。