PMSプリンターズ、会員制による信用取引で7期目下期に突入
会員制の印刷物製造受託工場である(株)PMSプリンターズ(佐藤元代表取締役、以下PMS)は、2012年の起業より、利用者を「会員制」とすることで顧客と信用を第一とした取引を続け、今年9月で7期目の下期に突入した。
PMSは、(株)コンパス、(株)イデアル、丸楽紙業(株)、税理士法人打越会計事務所の出資により起業され、現在、契約した6社が工場を利用している。PMSは役員と工場スタッフのみのシンプルな人員で、労務費や販売管理費もほとんど発生しない事業構造となっているため、安価に印刷物の製造を行い、会員各社に提供することが可能となっている。
広く顧客を募る通常の下請外注業者の場合、案件が合い見積りに晒され、特値の設定など収益構造を痛める状況も招きかねないが、PMSでは会員制の印刷物販売会社を募るため、こうした事態を回避することが可能となっている。