アドビ社、2019年第3四半期で24%増の過去最高収益を達成
アドビ社(本社/米国カリフォルニア州サンノゼ)は、2019年度第3四半期の決算で、過去最高となる28億3,000万ドルの収益(前年同期比24%増)となったことを発表した。
デジタルメディア分野の収益は19億6,000万ドル、前年同期比22%増で、うちクリエイティブ分野の収益は16億5,000万ドルに拡大。Document Cloudの収益は3億700万ドルを達成した。デジタルメディア分野の年間経常収益は当四半期末時点で78億6,000万ドルに拡大し、前四半期比3億8,600万ドルの増加となった。
デジタルエクスペリエンス分野の収益は、8億2,100万ドル、前年同期比34%増。
同社会長、社長兼CEOのシャンタヌ・ナラヤン氏は、「あらゆる業界の企業がビジネスや働き方の変革、創造的アイディアの実現のために引き続きアドビを必要としており、第3四半期の業績にそのことが示されている。今後も売上、利益ともに力強い成長を達成できると考えている」とコメント。また、エグゼクティブバイス プレジデント兼CFOのジョン・マーフィー氏は「特筆すべき業績は、収益が前年同期比24%成長したこと、サブスクリプション収益が好調なこと、営業利益の拡大である」とコメントしている。