あけぼの、アレグロとコネックス4.0導入でジョブ切替時間1/10に
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(株)あけぼの(新潟市江南区曙町、玄間浩之社長)は5月24日、ミューラー・マルティニジャパン(株)(五反田隆代表)と共同で記者会見を開き、無線綴じ機「アレグロ」およびワークフロー「コネックス4.0」の導入を発表した。
あけぼのは、(株)第一印刷所(本社/新潟市中央区和合町、堀一社長)のグループ企業としてポストプレス工程を担う製本会社。2016年に中綴じ機「プリメーラ」と、生産現場の情報をリアルタイムに電子情報としてフィードバックする「コネックスインフォ」を導入し、新旧3台の中綴じ機を接続することで約20%の稼働率改善を達成していた。
さらに今回、これら中綴じ機3台とアレグロを、JDF/JMFの双方向コミュニケーションを行う「コネックスラインコントロール」を導入してアップグレードした「コネックス4.0」で接続。さらに第一印刷所のワークフローと繋がることで、MISから受け取ったJDFによる製本仕様のプリセットを可能にするとともに、モーションコントロール技術を採用した「アレグロ」の導入で、ジョブの切り替え時間を最大1/10に短縮することに成功している。