（株）文星閣（中嶋幸保社長）が東京都大田区昭和島に建設していた新本社工場がこのほど落成。4月8日には来賓や関係者など、およそ600名を招待し、「新本社工場落成披露式典」が挙行された。
　式典の冒頭、挨拶した中嶋社長は「市場環境が厳しい中にあって、新本社工場を建設するということは、常に前を向いていく当社の決意の証である。これからは、名実ともに東京で1番の印刷工場となれるよう、社員一丸となって精進していく所存である」と述べた。
　新工場は、作業効率と安全性を実現した建屋として設計。1階は、UV印刷フロア、2階は水なし油性印刷フロアとなっている。3階は、事務所および応接室、さらに刷版室を配置。そして4階には、120名対応の会議室、食堂を設備。また、将来的には、3階にも印刷機が設置できるように設計されており、最大12〜14台の印刷機を設置することが可能となっている。
　なお、1階のUV印刷フロアでは、新設されたKOMORI製の菊全12色（表6色/裏6色）のUV印刷機の稼働が予定されている。