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プリントネット、民事再生手続中のウイズプリンティングの事業を譲受

 プリントネット(株)(小田原洋一社長)は2月19日開催の取締役会において、民事再生手続中の(株)ウイズプリンティング(大阪府東大阪市)の印刷・製本事業を譲り受けることについて決議し、事業譲渡契約を締結した。
 インターネットによる印刷通販事業を手掛けるプリントネットはこれまで、東京西第1工場、東京西第2工場、東京支店、埼玉工場及び九州工場の5つの製造拠点から製品出荷を行ってきた。そのうち関西圏での売上は2018年10月期において10%程度となっている。
 一方、ウイズプリンティングは、大阪で印刷・製本事業を手掛けているが、取引先企業の移転に伴う受注減等により業績が悪化しており、平成30年7月31日に民事再生手続の開始決定を受けている。
 プリントネットは、関西及びその周辺地域へのサービス強化と運送コストの低減等を図るべく、大阪に製造拠点を新たに確保するとともに、事業シナジーによる収益力の向上に寄与するものと判断し、事業の譲り受けを決定した。

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