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ドルック、FFGS国内独占販売のHohner社製中綴じ機1号機を導入

左から、FFGS 辻社長、ドルック 齊藤社長、Hohner社・ピーター ショエルホーンCEO、FFGS 柳川尚常務執行役員
起動ボタンを押す齊藤社長
HSB9000

 特殊・高付加価値印刷物の一貫生産を強みとする(株)ドルック(北海道旭川市工業団地2条1-2-6、齊藤啓一社長)はこのほど、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(辻重紀社長、以下「FFGS」)が昨年末から日本国内における独占販売に乗り出したHohner社製中綴じ機の国内1号機を導入。その起動式が2月15日に執り行われた。
 ドルックが導入したのはスタンダードモデル(工具レスセッティング仕様)の「HSB9000」。最高速度は9,000回転/時で、用紙サイズは最大で365×350ミリ(断裁前)まで対応する。起動式では、神事が執り行われた後、齊藤社長が起動ボタンを押し、生産稼働を開始した。
 当日は、ドルック・FFGSによる共同記者会見も催され、その中で齊藤社長は、「HSB9000」導入による効果について、「セットアップ時間短縮」と「省人化」を挙げている。
 「セットアップに要する時間が1/2に短縮できている。中綴じ機の仕事が無線綴じ機の2.5倍ある当社に大きな効率化をもたらす。また、縦積みフィーダーは擦れの心配がないため、大量に折り丁を載せることができる。現在、オペレータ1名、鞍に積む人員が最低でも2名付いているが、いずれは7鞍を1名のオペレータで運用できるのではないか」(齊藤社長)

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