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2018年出版市場規模、紙と電子で3.2%減 - 紙は14年連続の減少

 出版業界の調査研究機関である(公社)全国出版協会・出版科学研究所(東京都新宿区、浅野純次理事長)は1月25日、2018年(1〜12月期累計)の紙と電子を合わせた出版市場規模(推定販売金額)が、前年比3.2%減の1兆5,400億円になったと発表した。
 紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円で14年連続のマイナス。書籍が2.3%減、雑誌が9.4%減。
 一方、電子出版市場は11.9%増の2,479億円で、コミックが14.8%増、書籍が10.7%増の2桁成長となったが、雑誌は9.8%減。

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