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東洋インキ、油性・UVインキ製品を来年1月16日出荷分から値上げ

 東洋インキ(株)は、油性ならびにUV硬化型のオフセットインキ製品について、来年1月16日出荷分から値上げする。
 値上げ幅は、1kg当たり枚葉・輪転インキが30〜50円、UVインキが100〜150円、新聞用輪転インキが20〜60円。
 値上げの理由について同社は、「オフセットインキの原材料は、中国の環境規制強化やグローバル規模の素原料需給逼迫により、価格高騰の影響を受けている」とした上で、「なかでも、有機顔料やUV硬化型インキの光重合開始剤、油性インキのロジン系樹脂などの基幹原料は、中間体を含む原料生産のほとんどを中国に依存しているが、一昨年来の中国の環境規制強化によって多くの生産プラントが操業停止となり、需給バランスが悪化、大幅な原料価格上昇の要因になっている」と説明。さらに、「輸送費や荷役費などの物流コストが過去最高水準となっている」とし、これらコストをインキ製品価格に転嫁する。

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