コダック社、フレキソ部門をMontagu Private Equityへ売却
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イーストマン・コダック社は、フレキソグラフィックパッケージング事業部(以下「FPD」)を大手プライベート・エクイティ会社のMontagu Private Equityへ売却すると発表した。
すでに正式契約を締結しており、クロージング後FPDは、パッケージング印刷セグメントに対してKODAK FLEXCEL NXシステムをはじめとするフレキソグラフィック製品の開発、製造、および販売を行う新しい独立企業として運営される。
FPDは新たな所有者のもと、近年コダックにおいてこの事業を支えてきた同じ組織体系、経営チーム、成長文化を維持。過去3年間、FPDのプレジデントを務めてきたChris Payne氏がCEOとして新会社の舵取りを行う。
コダックは、合計で最大3億9,000万ドルの対価を受け取る見込み。同取引から生じる正味収入は、コダックの定期借入債務残高の圧縮に使用され、残りの定期借入債務残高については、リファイナンスやさらなる資産の現金化を通じて取得する現金収入を用いた返済を行う予定。