製紙メーカー、相次いで印刷・情報用紙の値上げを発表
製紙メーカーが相次いで印刷・情報用紙の値上げを発表している。
1日の王子製紙による値上げ表明を皮切りに、7日までに大王製紙、日本製紙、中越パルプ工業の順で相次いで値上げが発表された。
値上げ幅は、いずれも印刷用紙が20%以上、情報用紙が10%以上と横並び。実施時期についても全社とも「2019年1月1日出荷分から」となっている。
値上げの理由については、「原燃料価格の高騰」「物流コストの上昇」を挙げており、「コストダウンに取り組んでいるが、自助努力だけでは再生産可能な収益の確保は困難な状況」(王子製紙)としているが、印刷業界からの強い反発が予想される。