アグフア、ニシカワにファクトリーオートメーションシステム納入
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日本アグフア・ゲバルト(株)は、(株)ニシカワ(東京都東大和市、西川誠一社長)にファクトリーオートメーションシステム1号機を納入すると発表した。
オフ輪機と枚葉機を両輪とするニシカワでは、2016年に日本先行発表されたクラウドワークフロー「アポジークラウド」でワークフローをクラウド化。さらに昨年、drupa2016で発表されたクラウド型ファイルストレージサービス「アポジードライブ」を導入し、プリプレス工程の改革に取り組んできた。
今回、さらにアポジードライブの拡張機能である自動化ツール「アポジー・ドライブ・オートパイロット」と、一度に最大2,400版を搭載できる自動化CTPパレットローディングシステム「エキスパート・ローダー」を導入することで自動化を進め、プリプレスのファクトリーオートメーション化に着手する。
同社では、枚葉印刷の小ロット化が進む中、2万版/月以上のプレートを出力している。今回の設備投資で、まずは提携関係にある印刷通販の仕事からプリプレスの自動化を進め、「フロントの無人化」を目指す。