富士ゼロックス、海老名事業所にオープンイノベーション拠点開設
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富士ゼロックス(株)(栗原博社長)は、印刷技術を活用したコミュニケーションの変革に対して顧客とともに取り組むオープンイノベーション拠点「Future Edge」を海老名事業所(神奈川県海老名市)内に開設した。印刷業務における生産性向上や働き方変革の実証にも取り組み、国内外の同社拠点と連携するハブ&スポーク体制のハブとして、グローバルな視点でコミュニケーションビジネスの未来を切り拓く最前線の拠点となることを目指す。
同施設を構成するのは、コミュニケーションに関するアイデアや仕組みを体感・検証する場「Smile Garden」と、そこから生み出される多様なデジタル印刷ニーズを具現化し、シームレスな加工やデリバリーを実証する場「Smart Factory」。総面積約7,000平方メートルのスペースには、同社製全プロダクションプリンタ・関連ソフトやサービスに加え、富士フイルムのインクジェットデジタルプレス「Jet Press 720S」や印刷ワークフローシステム「XMF」などを集結し、グループ企業全体でのビジネスシナジーを最大化。また、常に最先端の仕組みやノウハウの実装を図るために、国内外のパートナー企業やイノベーターとの連携をこれまで以上に加速させる。技術開発の基幹拠点である海老名事業所内で、営業やシステムエンジニアだけでなく、開発・生産担当者やパートナー企業が直接顧客との課題探索や実証などの活動に取り組む拠点となる。