SCREEN、ディスプレー製造・成膜装置の新たな生産工場建設
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(株)SCREENホールディングスは、ディスプレー製造装置および成膜装置の生産能力増強を図るため、彦根事業所内に新たな工場を建設する。竣工は2018年10月の予定。
総工費約20億円の投資となる新工場は、大型化の進むディスプレー製造装置に対応できるほか、より微細化が求められる有機ELディスプレーをはじめとするフレキシブルディスプレー製造装置の生産に対応できる清浄度を実現する。
また、2次電池用塗工装置や、グループ会社のSCREENラミナテック社が手掛けるディスプレー後工程装置の製造にも対応。今年3月に設立した中国・常熟の合弁会社であるSCREEN FT Changshu社と併せ、グループとしての生産能力を拡大するとともに、組み立て費や物流費用を含む諸費用を削減することで、収益改善を目指す。