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富士ゼロックスとゼロックスコーポレーションが経営統合

左から、富士フイルムホールディングスの助野健児代表取締役社長・COO、古森重隆代表取締役会長・CEO、Jeff JacobsonゼロックスCEO

 富士フイルムホールディングス(株)(助野健児社長)は、ゼロックスコーポレーション(Jeff Jacobson社長)との間で、富士フイルムホールディングスがゼロックス株式の過半となる50.1%を取得すること、および富士フイルムホールディングス子会社である富士ゼロックス(株)(栗原博社長)とゼロックスが経営統合することに合意した。
 今回、富士ゼロックスがゼロックスの完全子会社となることで両社は経営統合し、その後、ゼロックスは、社名を「富士ゼロックス(英語名:Fuji Xerox、以下「新富士ゼロックス」)」に変更する。富士フイルムホールディングスは、新富士ゼロックス株式の50.1%を保有し、同社はNYSEの上場を維持する。また、富士ゼロックスおよびゼロックスのブランドについては引き続き両方を使用する予定だ。
 今回の統合によるコスト改善効果は、2022年度までに約1,700百万米ドル/年を見込んでおり、その内、約1,200百万米ドルを2020年度までに実現する。
 新富士ゼロックスの取締役会12名の内、7名を富士フイルムホールディングスが指名、残る5名を現ゼロックス取締役から指名。新富士ゼロックス会長には現富士フイルムホールディングス会長兼CEOおよび現富士ゼロックス会長である古森重隆氏が兼務する予定。

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