光印刷(岐阜)、再度の資金ショート-負債2億円
(有)光印刷(岐阜県羽島郡笠松町門間2441-1、設立1976年1月、資本金300万円)は再度の資金ショートを起こし12月5日、行き詰まりを表面化した。10月21日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任している。負債総額は約2億円(2023年8月期決算時点)。
1964年に創業した印刷業者。カタログ・ポスター・チラシ・シール・DM等の商業印刷を手掛け、岐阜県・愛知県の広告会社および印刷会社等から受注を得て、ピーク時には約4億2,500万円の年間売上高を計上していた。
しかし、紙媒体から電子媒体への移行にともない受注が落ち込み、2023年8月期は売上高約5,400万円に対して350万円の赤字を計上。2024年8月期に入っても受注環境に改善は見られず、資金繰りも限界に達したことから、事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ調べ)