野崎印刷ほか1社(新潟)、破産開始決定-負債合計5億700万円
野崎印刷(株)(新潟市江南区曙町3-14-20、設立1953年12月7日、資本金1,500万円)と関連会社の(株)リアリティー(同町3-15-23、設立1975年6月10日、資本金1,000万円)は1月5日、新潟地裁へ破産を申請し同日、開始決定を受けた。負債総額は野崎印刷が約4億4,100万円、リアリティーが約6,600万円で、合計約5億700万円。
野崎印刷は1949年6月創業の印刷業者。一般印刷物を主体に、販促用オリジナルグッズへの小ロット印刷なども手がけていたが、市況低迷や他社との競合激化で近年は受注が伸び悩み、2023年3月期の売上高は2億円を割り込み、資金繰りが限界に達した。
また、刷版業を手がけていたリアリティーも連鎖する形となった。
(東京商工リサーチ調べ)