整巧社(東京)、破産手続き開始-負債2億4,243万円
(株)整巧社(東京都板橋区小豆沢2-9-19、設立1960年6月、資本金1,000万円)は、9月27日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は、2億4,243万円(2022年12月期決算時点)。
CTP印刷やオフセット印刷などを手掛け、2005年12月期には売上高4億9,296万円をあげていた。しかし、ペーパーレス化などによる印刷物の需要減や業界内の競争激化で、2009年12月期の売上高は3億6,695万円にとどまった。
2020年以降は「新型コロナウイルス」感染拡大の影響から、さらに受注が落ち込み、2022年12月期の売上高は1億6162万円にとどまり、5期連続で最終赤字を計上。債務超過も拡大した。縮小しながら本社で手掛けていた下請の事業も3月頃に撤退し、その後も業績の改善も見込まれないため、今回の措置となった。関係者によると2023年10月中に破産を申請する予定。
(東京商工リサーチ調べ)