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新潮印刷(岐阜)、事業停止で破産手続きへ-負債1億2,000万円

 新潮印刷(株)(岐阜県瑞穂市野白新田48-1、設立1961年、資本金1,000万円)は2月3日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は約1億2,000万円。
 1955年に創業した印刷業者。自治体や地元企業のカタログ・パンフレット・DM等の印刷を手掛け、ピーク時には4億円超の年間売上高を計上していた。しかし、同業者との競合やペーパーレス化に伴う受注減少から業績は低迷。2022年3月期は売上高が約9,200万円まで落ち込んだ上、以前からの赤字計上で慢性的な債務超過が続いていた。
 2023年3月期に入っても業績に回復は見られず資金繰りが逼迫し、先行きの見通しが立たないことから、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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