水戸洋紙店(茨城)、破産申請へ-負債2億7,648万円
(株)水戸洋紙店(茨城県水戸市笠原町1711-15、設立1978年11月、資本金3,000万円)は、12月10日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は2億7,648万円(2022年5月期決算時点)。
印刷業者や官公庁等向けに紙の販売を手掛け、ピーク時には10億円超の年間売上高をあげていた。しかし、印刷需要の落ち込みやペーパーレス化の流れを受け、売上規模は徐々に縮小。新型コロナウイルス感染拡大以降は各種イベントの中止や企業活動の停滞によりさらに受注が減少し、2022年5月期の売上高は4億7,516万円まで後退した。
加工機械を購入し、新たな受注獲得に向けた営業を進めていたが、目立った成果が表れず資金繰りが悪化し、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)
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