原製本所(北海道)、破産開始決定-負債1億円
(有)原製本所(北海道札幌市東区北21条東1-365、設立1976年8月、資本金900万円)は11月8日、札幌地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約1億円。
同社は1963年6月に創業。印刷物の製本を主体に、チラシやパンフレット、冊子などの製作も手掛け、ピーク時には約1億円の年間売上高を計上していた。しかし、同業他社との競合などから業績は低調に推移していた。
2020年に入ってからは、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるイベント開催中止などから、チラシやパンフレットの受注が激減し、業況はさらに悪化。以降もコロナ禍の長期化により苦戦を強いられ、2022年6月期の売上高は約3400万円にとどまった。資金繰りが限界となり、事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ調べ)
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