アートフクオカ(福岡)、破産開始決定-負債1億1,000万円
(株)アートフクオカ(福岡市南区警弥郷1-34-7、設立1983年11月、資本金1,000万円)は7月22日、福岡地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約1億1,000万円。
1976年5月に創業したオフセット印刷業者。チラシやポスター、パンフレットなどの販促物の印刷や看板製作などを手掛け、スーパーマーケット等に受注基盤を構築していた。また、英国アンティーク家具や雑貨の販売も行い、2013年4月期は売上高2億1,901万円を計上していた。
しかし、印刷需要の低迷による厳しい環境に加え、2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大によりスーパーマーケット各社が三密回避のため折込チラシを減らしたことで受注が減少し、2021年4月期の売上高は約5,700万円にまで落ち込んだ。資金繰りが逼迫し、先行きの見通しも立たないことから2022年6月、事業を停止していた。
(東京商工リサーチ調べ)
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