ページの先頭です

吉田折本所(東京)、破産開始決定-負債2億円

 (有)吉田折本所(東京都大田区大森南3-32-20、登記上:港区三田1-5-10、設立1960年4月、資本金300万円)は5月6日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約2億円。
 1948年創業の老舗企業。商業用パンフレットを主体に冊子類の製本、折本を手掛けていた。大手印刷業者などから受注を得て、ピーク時の2001年1月期は売上高約4億9,000万円をあげていた。しかし、紙媒体の需要低迷などからその後は売上減少が続いた。さらに新型コロナウイルス感染拡大以降はイベントなどの中止や自粛が相次いだことから受注が落ちこみ、2021年1月期は売上高約1億9,000万円にまで減少した。
 こうした中、経営の中心だった旧代表の体調不良が重なり事業継続を断念。現代表に変更して2022年4月12日付で事業を停止していた。
(東京商工リサーチ調べ)

注目コンテンツ