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東甲メゾン(東京)、破産開始決定-負債7,400万円

 (株)東甲メゾン(東京都港区芝2-2-12、設立1972年10月、資本金1,000万円)は1月5日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者13名に対して約7,400万円。
 商用カタログやパンフレット、ポスターなどの印刷業者で、企業向けの印刷物を企画デザインの段階から手掛けていた。DTPやホームページ制作にも対応し、1998年2月期には売上高約1億8,000万円をあげていた。
 しかし、同業他社との競合や価格競争から、次第に売上が減少。2004年2月期以降は、売上高が1億円を割り込んでいた。さらに、大口の取引先との契約が解除されたことなどから、2010年2月期の売上高は約4,000万円まで急減。以降は借入金を返済しつつわずかな受注に対応するのみだったが、ここにきて代表者の高齢化もあって事業継続を断念し、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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